美味いものと、温泉をこよなく愛するまったりマスツー集団!


ツーリングレポート

2004年03月27日

2004.3.21〜22 静岡県三島のうなぎ&伊豆松崎町雲見温泉海鮮尽くし
 ポチョがある日、家でゴロゴロしながらTVを見ていると、片岡鶴太郎さんがナビゲートする番組をやっていた。確か東海道五十三次のヤツだったか、それで三島の「桜屋」という鰻屋が紹介されていた。そこの鰻は値段は張るが、その内容たるやすごいボリュームで、デカイ椀の中にこれでもか!って位飯を入れ、その飯の中に蒲焼が二枚、そして頂上には蒲焼三枚という、その内容にすっかり魅了されてしまった。

 時期は確か2月の中ごろで、大変寒い時期であったので、「よし!あったかくなったら、皆で食べに行こう」と心で誓った。

 会社に出勤して、まず、会計さんに昨日のTVの内容を話し、自分がすごく行きたい旨を伝えると、会計さんは快諾!そこから、ただ、鰻だけでは淋しいのでそのまま伊豆にツーリングに逝くこととなった。

 月が替わりようやく春らしい陽気になってその計画が実行される日がやってきた。その日の面子は、と言うと・・・

 ポチョムキン          GSX1100S
 TAKAさん           SV400
  会計さん            RS250
 ジョンナム           ZZR1200
  カリタロウ            RVF400R

 と以上五名の参加者が集まった。
【東名中井PAに集合。左から カリ、TAKA、ジョンナム、会計】

 ジョンナムは、仕事の都合と購入したばかりのZZRの慣らしをするため日帰りで参戦、鰻を食べたら、帰るとの事だった。一路東名で、沼津まで行き、そこから、三島大社へと足を伸ばす。一旦、三島大社へ駐車し参拝を行った。三島は気候的に暖かく、桜も八分咲きに成っており大変景色のきれいなところだった。
 
【ZZ-R1200】            【三島大社参拝の風景】

 参拝がおわり皆に「どんなことお参りした?」と聞くと「世界平和」と本気で言っているか解らない返答が帰ってきた。逆に「ポチョ氏は?」と尋ねられると、ここは、笑いを取るべきだろうとの判断で「世界征服セーラー服」と答えておいた。まぁ反応はいまいちだったが、そんなくだらないことを言いながら、一同は三島大社から徒歩で本日のイベント「桜屋」を目指した。少し迷いながら目的地につくと、11時を少し回った位の時間なのに既に満席、案内されるまで1時間くらい待った。

 店の人に案内され、二階に行くと座敷の奥まったところにとうされ、席に着く、こういう所だと革パンがかなりきつい!ジーパンでくればよかったと後悔する。

 さて、注文をとる時になって、ポチョとジョンナムは上のうな重にTAKAさんと会計さんとカリは、特上を注文、さすが若いヤツは、良く食うなと感心した。それにも増して、値段がすごい、確か4300円くらいしたと思ったが、運ばれてきたものは値段をはるかに凌ぐものだった。
【上うな重がかなり小さく見える。】

【食べるジョンナムとTAKAさん・・・】
写真の人物と丼を比較してもらうと判ると思うがかなりデカイ。コレがZFCがZFCたる所以だ。
この時、ポチョのうな丼の蒲焼は妙に小骨が多く、骨抜きの作業を省いているんじゃないかと思うくらいだった。そして、案の定、骨が咽喉に・・・。(とほほ)

 皆食べ終わると、店の外に出て一服。やはり腹が出っ張りすぎて、バイクに乗れないのだったりする。暫くして、腹がこなれ、先程駐輪していた三島大社まで再び歩き出した。10分ほど歩くと三島大社のところまで戻っており、ここでジョンナムとお別れ、彼は、箱根方面に姿を眩ました。

さてここから伊豆方面となっていくのだが、土曜日の136号線だけあって、渋滞・・・所々すり抜けををするのだが、ホリデイドライバーが多いので身の危険を感じ、車列を守り徐々に渋滞の中を進んでいった。道も伊豆長岡入った辺りから414号線と合流、修善寺を越え天城の手前で136号に沿って、右折、土肥方面に向かう、渋滞の中トロトロ走っていたので、少し休憩をと、思っているところに、道路左手にドライブインがあるのを思い出し、そこに駆け込む、そこには、天国と地獄という、トホホなスポットがあり、(ポチョ的にはすごく興味を引く)赤鬼がピースサインを出してにっこりワロスしてる。(多分関東のライダーで知らない人はいないと思う。)
【その鬼の前で、記念写真】
一同は、ドライブインの中に入り、自販機での前で恒例のジャンジューを敢行、カリタロウが負けていた。(いつもごっそーさん)

タバコに火をつけ、後輩からぶん取ったコーヒーを啜り辺りを見渡すと、大花火(スロット)おいてあるではないですか。当然ポチョと会計は、日ごろの成果を披露しなくてはと思い、やってみるのだけど一向に当らない・・・2人で二千円ほどぶち込んだが徒労に終った。いつしかよる時があれば必ずリベンジを誓いその場を後にした。

さてここから、次の休憩ポイントまで、峠が続く、ミドルクラスが大半を占めるこの面子の内、基地外と称される方が約二名、そしてコーナーで足を出す奴が一人、大型(20年前の代物)がそうポチョである。1100sは車重がある上、フレームがパイプの為、タイトコーナーなどでは、フレームがよじれるのが良くわかる。また、リアタイヤも250S(刀の250cc)より細いし、セパハンなのにフロントは19インチだし、今どき信じられない構造をしている。(でもデザインは最高だと思っているポチョだった。)そんなマシンで基地外二人相手に(TAKAさんは問題外)この峠はちと苦しかった。ポチョがセーブして走っていたので、基地外どもは、相当、ストレスが溜まっていた。峠を下り終え、土肥に突入、土肥と言ったら、やはり金、金山によらねば・・・
【土肥金山のお土産売り場でハイポーズ】
結局、金山まで来たが、中に入らず、お茶だけ飲んで目指す松崎町に出発。

ここからは、ずっと海岸線沿いを(136号)を南下、そうこうしている内に、あっという間に松崎町を素通りし、岩地温泉を越え、雲見温泉に到着、途中、1100sのポジションが大変窮屈な為、足をつってしまった。又、松崎町を越えるとそこから先、ワインディングの様になっており、例の基地外どもは大変な騒ぎだった。そこで無理して、足をつってしまった。

なんだかんだと、一応無事に着き、雲見温泉「せき」に到着。ここは、HPを見たとき料理で選んだところだった。着くと、早速女将さんがやってきて部屋に案内してくれた。通された部屋は、6畳間が二つ連なった部屋で4人で広々と使えた。荷物を置くと早速、温泉に浸かりコムラ返りにあった右足を入念にマッサージをした。そこは、小さいながらも露天風呂があり、程よい日の光が差し込む温泉で、精神的に落ち着く造りだった。

18時になると、いよいよ待ちに待った食事である。この日、予約の際、伊勢海老,あわびコースを頼んでいたのだ。そして見よ!この豪勢なディナーを(和食だけどね)

【平目のお造り、ノーマルコースでもデフォルトで付く】【日本昔話盛りのご飯】
【伊勢海老のお造り】
さすがに、この量は、食べ切れなかった。女将さんごめんね!
ここの魚は、ご主人が、当日漁に出て釣れた魚が出てくるので、逝く度に違う魚が出てくるので飽きない。ZFCはここを常宿にしている。(近所に「雲海」という宿もあるが、ここは風呂がいい。)
腹一杯になったら、今度は眠気が襲ってきた。それもそうだ、夜勤明けで、ツーリング出かけているのだから眠くなるはずだ。そして、この日の夜は、早く幕を下ろした。そう翌日に雨が降るのも知らずに・・・

翌朝、会計さん一番先に目を覚ます。そしてTAKAさん、カリタロウの順で、TAKAさんにおこされて目を覚ますポチョは、外を見ると雨が降っていた。予想はしていたが、やはり雨、少々ユウツになる。何も言っていないのにTAKAさんが「そうさ!俺のせいだよ!!」と逆切れ、でもこの時、心の中で皆、「そうだお前のせいだ」とつぶやいていた。

こう雨が降ると予定していたことはキャンセルになり、ひたすら家路に向かうことだけ専念してしまう。とにかくこの時期の雨は非常に体を冷やす。手はかじかむし、体の心は冷えてくるし、ひどいと本当に低体温症になる。途中いくつかのお土産屋さんで休憩し暖をとると、そこの女将さんがお茶や、干物を焼いて振舞ってくれて「雨なのに大変だねー」労をねぎらってくれているのか酔狂な連中と思っているのかは定かではないが、こういったもてなしが、最近ではなくなった人とのふれあいを懐かしく思うようになってくる。都会ではあまりこういった風景に出会えない。コレも旅のいいところなのだ。そんな中、ラジオで、「箱根は雪が降ってるって」と女将さんが教えてくれて、出来れば余り知らない方がよかった情報だけど、道理で激サムな訳だと得心した。

十分暖をとり、女将さんにお礼を言い真鶴道路入り口にたどり着く、ここまで無事付いたが、途中、TAKAさんが他の道で帰るとの事で、別れ、3人でそこの場所までいった。途中ちょっとしたアクシデントが会計さんにあったが、本人に了解を取っていないので、書かないことにする。

とにかく無事に家に帰りついたが、やはり雨の日のツーリングは大変疲れる。願わくは、雨はもうこりごりだ。


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