美味いものと、温泉をこよなく愛するまったりマスツー集団!


ツーリングレポート

2001年05月05日

2001年5月 ZFC初、クラブ全員集合ツーリングIn トラブルだらけ!
 クラブを発足して1年目を記念して、クラブ員全員でツーリングをした時の出来事です。うちのクラブは会社内のごく少数のクラブで、仕事はサービス業なもので、部署によってはGW(ゴールデンウィーク)や夏休みなど取れないところがありクラブ員全員でお出かけなどほとんど現実不可能な職場でした。

その中で私は、一周年記念とのこともあり、「全員でツーリングに行きたいなぁー」と言った所、同じ部署のTAKAさん(副会長)が「じゃあいってみよー」と今は亡き、いかりや長介見たいな事を言い出し調整に入りました。その頃は3月くらいで会社内に点在する仲間に、メールや電話で希望日をつのり、(参加の有無は今回は強制参加)ツーリング日は、2000年5月、世間一般的にいわれるゴールデンウィークに決まりました。

全て決まったのは4月頭くらいで、そこから旅の栞を作成し(ツーリングに出る時に必ず作ってます。)全員に配布、後は決行日を待つだけとなった。
私のクラブはZFC(座間ファットマンズクラブ)と言い、会社の支店が座間にあって、そこに会長がいたので、そこの地名がクラブ名の冠来て、後は適当なロゴをいれて完成。クラブ員はほとんどが神奈川県内に住んでいて、内、千葉に住んでいるのがいた。当時のクラブ員は5名で

リーダー:ポチョムキン  GSX250S
サブ   :TAKAさん   バンデット400V
ヒラ   :しゅうちゃん   バリオス
ヒラ   :ミッチャン   GPZ900R
ヒラ   :Eさん     FZ750(残念ながら・・・今はいません)

と言う編成でした。そして5月1日当日、待ちに待ったツーリングの日、ルートは東北道から宇都宮〜日光〜金精峠〜沼田〜草津と言った工程、当初、神奈川組の4名は会社に5:00時集合。そこから一路、首都高経由で東北道蓮田PAに向け出発、GW中ということもあり混雑を想像していたが、早朝だけあって、普段よりすいている感じで、スムースに蓮田PAに到着、トラブルらしいこともなくイヤ、首都高で、バイク便の兄ちゃんが転んでいる以外は…
07:00
蓮田PAでは既に千葉在住のEさんが待っていた。合流して写真を取ったり、ジャンジュー(じゃんけんジュース、負けた人がジュースを購入、)したりして休憩。ジャンジューはうちのツーリング時の決まりごとでツーリング中(例えば二泊三日であれば三日間水以外の飲み物は勝手に飲んではいけなく、1人でも飲みたい奴がいれば、即勝負と言った感じ、最悪負けつづけると一万位すぐになくなってしう。)常にジャンジューである。

  
【ZFC恒例休憩ジャンジュー大会、この日はしゅうちゃんが負けた】

08:00
休憩も終わり、一路宇都宮ICに向け出発、蓮田から宇都宮ICまで約100キロ、ココで「次は宇都宮で小休止すッから」と伝え、出発、ここからトラブルが続く、刀とニンジャは即MAXスピードで30分くらいで宇都宮についたのはいいが後続がなかなか来ない、トップから遅れる事約10分、サブリーダーのTAKAさんが到着、「他の人は?」と尋ねると、「なんか、Eさんガス欠みたいで途中で止まっていたよ、大丈夫かな?」と言ってた。

しかも「バイク路肩に止めて、フェンス乗り越えてどこかに行ったみたいだったけど・・」と丁度おいらの携帯にEさんから電話が・・「おーポチョ!今ガソリン切れちゃって、高速降りてガソリン買って来て、給油終わったところ、イヤーまいっちゃったよ、まぁこれから行くから待っててよ」と言う会話を皆に伝え取り合えず一安心、しばし待っていると仲間のどっちが言ったのか忘れたが、「ねぇ、しゅうちゃんは?」・・・・・・?そう・・いえば・・いない・・・なぁ?あれ?「まだ来てない?」首を振る二人。すると又、タイミングよく携帯に電話が・・・「もしもし、あ、俺、今那須高原の先のSAにいるんだけど宇都宮ってまだ先?」

おいらは「その先は福島県ナンデスケド…もう少し手前で降りないと…」しゅうちゃんは「じゃあ引き返して行くから待っててね」・・・・・モウイヤ、ガス欠はともかく、栞とか渡してんだからちゃんと下調べしとけよ!(怒)再度トラブルがあった旨を仲間に伝えると一同苦笑い、先が思いやられる・・・ハァー

気を取り直し遅れてくる二人を待つ為、宇都宮ICの出口の路肩でバイクを並べて待っていると、大型トレーラーが我々を隠す様に駐車してきた。俺は思わず「そこに止められるとEさん達が判らねぇじゃねーかよー」と独り言のようにぼやき、トレーラーの前に出ようとした瞬間・・・「あ〜あ、行っちゃったよ」なんとうちらに気が付かないEさんは、これから乗る日光〜宇都宮道路の方に消えていってしまった。

呆然とする三人…どうしようもない空気が三人を包みなぜか大爆笑してしまった。おいらは「暫くほっとこ、そのうち電話してくるよ」と言い、残り、ソロツーリングに出かけていった、かっちゃんを待つ為、再再度まった。それから20分ほどで無事しゅうちゃんと合流、時刻は既に10:00時近かった。

合流後、マスツーリングに来ているはずの我々だがソロをこよなく愛するライダーとランデブーする為連絡を待った。かっちゃんと合流後5分後ぐらいにEさんから連絡が入り宇都宮〜日光道路の料金所で待っているから早くこいとの事、「先に行っておいて何たる…」既に馬鹿らしくて怒る気にもなれなかった。その後一同無事再会し宇都宮〜日光道路の終点近くの料金所で「あ、あれ、1人いない気が、えーといち、に、さん、で自分を入れてよんと・・・うちは五人だよなぁ・・・うーんYAMAHAのFZ750いない、またか!」おいらは金を払って料金所の先で待ってる仲間のところに行くと「Eさん又、いない、どうしよ」

やはり一同うんざりした顔、顔、笑顔とまぁ人間色々な奴がいるから笑って許せる奴もいるよなぁ、と思いつつ直に電話した。もちろんEさんに、すると彼は間違えて途中のランプで降りてしまって、今下道で移動中との事、幸いこの先で合流できるので宇都宮〜日光道路の終点で待ち合わせする事になった。我々は清滝IC(終点)で待っているとニコニコしながら彼がやって来て流石に悪いと思ったらしく、後で皆にジュースをおごる事になった。

またまた、気を取り直し、なんか取り直してばっかだけど今度は、本日のメインイベント!いろは坂!そこでは、これと言ったトラブルは無く、ただ、TAKAさんとミッちゃんがぶつかりそうになっていたが何とか切り抜けたみたいだった。一同、明智平に到着し、約束通りEさんからジュースをおごってもらい休憩、その後中禅寺湖に入り華厳の滝で心霊写真を収めた?後、昼食に、昼食は湖畔の蕎麦屋に入り名物の湯葉蕎麦を注文し、なぜかTAKAさんだけカレーライスを頼んでいた。蕎麦屋なのに。当初食事を摂る際、ニンジャラーメンなる屋号の店があり私としては非常にそこに入りたかったが皆に拒絶されてしまった。

【明智平から撮影した男体山】

昼食後、全員バイクにもメシを食わせて、次なる目的地金精峠へ、ここは自分が一度は行ってみたいところだったので非常に楽しみにしていたところだったので先頭を走った。

GW前半にもかかわらず、道はめちゃめちゃすいていた。途中丸沼温泉の池か沼かわからない綺麗な所で写真撮影し無事、金精峠を後にした。峠は比較的とばすから、事故りやすいので事故が無く良かった良かった。事故を起こすとツーリング全般しらけてしまうから、ましてや死んだりしたら大事だ、気をつけねば、この時、ポチョムキンに悲劇が起きようとは誰も予測していなかった。

金精峠を抜け、片品村を抜け、吹き割れの滝で一服、自然の雄大さを満喫。休憩がおわり一路沼田方面へその時悲劇が起きた。
GW中とのこともあり多少交通もあったがバイクは渋滞を嫌う物、この時ポチョムキンが先頭を努めていて、普段ツーリング中は無理な追越をしないのだが、なぜかこの時自分の前の軽自動車を追い越す時右側から追い抜いた「えーと、あの車は、直進だな」前の車の動向を確認後追越に入った瞬間、相手は、こともあろうか進行方向向って、右側の酒屋が自分の家らしくウインカーも出さずに右折しようとしてきた。ポチョは避けることも出来ずそのまま軽自動車と接触運良く転倒せず軽自動車と平行して走行し、倒れまいとし一気に軽自動車の前に踊り出て停車した。その際刀の左側のステップとチェンジペダルが曲がってしまった。相手は右側に激しい傷とバンパーがバイクのステップにひっかかったらしくボディからもげていた。

【群馬県 吹き割れの滝】

刀の勝利である。いやそうじゃなくてとうとうおれまでやっちまったー。しかも交通事故!デカイ、高速道でガス欠に成るより、ソロツーに出かけるよりデカイ、ドウシヨー!でも仲間は直に心配してやってきて、いろいろやってくれた、体のほうもバイクも大したことなくチェンジペダルは鉄パイプで元に戻し応急処置をし走行に支障が無いようになった。

さて、事故処理だがこれが以外にここだけの話だがそこの酒屋の息子(軽自動車のドライバー)は警察が来るといろいろ面倒な事になるとの事で示談成立、酒屋の奥さんは色々と店の商品を持ってけと言って酒瓶をいっぱい持ってきたがバイクなので割れるのが落ちなので丁重に断り、ペットボトルのジュースを数本頂いてそこを後にした。

とうとうメンバーのうち三人がトラブルを巻き起こす波乱の旅となってしまった。ミッちゃんとTAKAさんを残すのみとなった。一同は沼田を抜け、草津を目指し西へ、西へ。

17:00へとへとになりながらようやく本日の目的地、草津温泉に到着。部屋へ案内されると直にふろに入り、脱衣所で事故の時ぶつけた左足を見ると太もものところにデカイ痣が出来ていた

でも流石草津の湯、直に直った!?。そのあと食事をした後、草津の町に繰り出す予定だったが疲れて全員寝てしまった。

翌日、少し肌寒くて目を覚ますと「サー」という音、?はて?何の音だろうと部屋のカーテンを開けると・・・そう、うちらのツーリングにつきものの雨ですよ!なぜかサブのTAKAさんとツーリングに出かけると連帯率100%の雨ですよ!今回もご多分に洩れず雨!!、まぁ覚悟はしてたけど、いざ出かけ先で雨が降ると流石にまいる。これも今回のツーリングトラブルの一つだろうあきらめた。

さて、一同は旅館でのしきたり、「朝から三杯飯」をかけ込み身支度を整え(レインウエア-を着込んで)宿を後に、今日のスケジュールは一路南下し浅間山科学館に行きピッカリ君を見ることに成っていたが、雨の為、真っ直ぐ帰るかと言う話をしていると急に雨が小ぶりに成ったのでスケジュール通り敢行する事になった。

【浅間山科学館右:ピッカリ君 左:風神じじい】

その日は、雨以外全て予定通りの行動が取れ、無事、高速道路までたどり着き、関越道のどこかのSAでガソリンを給油し出発。流石にGWということもあり、東京に近ずくに連れ渋滞も目立ってきた。

我々はバイクの特性を生かす為、すり抜け走行し右え左へ切り返しながら走っていると、前を走っていたミッちゃんのバイクのタンデムシートから青い物体が自分のほうへ転がってきたそれを難なくかわすと、その青い物体はタンクバックだった。そう給油のときタンクの上にあったバックを一旦後ろのタンデムシートに置きそのままミッちゃんは忘れていたのだった。幸い中には大事なものはなくてよかったけどタンクバックって意外と高いからそれをミッちゃんは悔しがっていた。そう、高速だから引き返すこともできないし、停車する事も出来ない。諦めるしかないのだ。かわいそうなミッちゃんだった。

ここに来て考えてみるとクラブ員全員が何かしらのトラブルを起こした事になった。このあとは渋滞に巻き込まれながら各々無事家路にたどり着いたが、後にも先にもこんなにトラブルの多いツーリングは無かった。

現在はクラブを立上げ5年を経過しクラブ員も9名に増え日々活動を続ける毎日を送っていますがスキルが上がったお陰でトラぶるようなツーリングは減りましたが、相変わらず雨には降られています。そう、TAKAさんのおかげで・・・


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